2007/6/9

オリバー・ストーン監督がキューバカストロ議長(国民は彼を「司令官=コマンダンテ」と呼ぶ)に行ったインタビュー・ドキュメンタリー。
カストロは非常に魅力的。若い頃は格好良く、年老いた今も魅力的。
受け答えからも愛すべき人物像が描き出される。
だからこそ色々な疑問が浮かび上がる。
長年の強大な権力は腐敗とは無縁なのか。もしそうならなぜか。
超大国アメリカの目と鼻の先で国体を維持するために国内外にプロパガンダを行う必要があったのかもしれない。
わざわざアフガニスタンイラクに攻め込んだアメリカがキューバはそのままにしているのはなぜか。
資源がないからか。
全く同じ質問を北朝鮮の独裁者に行い、全く同じ答えが返ってくるのを収録して日本人に見せたらどんな反応になるか。
それによって、日本人がどのくら洗脳されているかも分かるかもしれない。